
議題項目5:航法及び監視用データリンクに関するドラフトSARPsの作成進捗状況
議題項目6:HFデータリンクの実現性に関する報告検討
議題項目7:航空移動衛星業務(AMSS)に関する問題点
議題項目8:将来作業計画
3.1.1.1.6.2 会議日程

3.1.1.1.6.3 議事項目1(AMCP/3以降の航空移動及び航空移動衛星通信に関する開発動向検討)
3.1.1.1.6.3.1 自動従属監視パネル(ADSP)
1996年3月19日から25日まで開催された第2回ADSの全体ワーキング会議にてADSとATSデータリンク・ガイダンス・マテリアルを改版した。
(1)航法アプリケーションはGNSSPで扱うため含めないこととした。
(2)通信と監視のためのエンド・エンド間の性能要求と運用要求を記述した。
(3)通信メディアに関してはADSPの範囲外との意見があり、特定の通信メディアを比較することなく記述している。
(4)航空機間のデータリンクに関する運用要求は後のバージョンで追加することとなった。
3.1.1.1.6.3.2 全地球的航法衛星システム・パネル(GNSSP)
(1)第2回のGNSSPが1995年11月14日から24日まで開催された。この会議でローカルエリア・オーグメンテーション・システムのデータを放送するための候補をVHFバンド、Cバンド、Lバンドの中から検討し、GNSSP/3までにSARPsとして標準化することとなった。
(2)1996年2月から3月にかけてのワーキング・グループ会議においてSARPsを1997年2月までに作成することとした。またRTCA DO−217プロトコルとメッセージ形式を採用することで合意した。
3.1.1.1.6.3.3 二次監視レーダーの改善と衝突防止パネル(SICASP)
(1)北米と欧州へのSSRモードS導入が進んでいることが報告された。
(2)ADS−BのためのモードS拡張スキッター方式のSARPsを1997年始めのSICASP/6までに作成する予定である。
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